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前川万(よろず)税理士事務所

〒1310046
東京都墨田区京島3-9-18ライオンズマンション曳舟205

TEL: 03-5631-9105
FAX: 03-5631-9106
URL: http://www.yorozu-tax.com
E-mail: yorozu@maekawa-tax.com

当事務所は税理士4名、職員9名。提携している弁護士、司法書士もそうですが、みんな30代。バリバリ働きます。

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『ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社』著者坂本光司

『今月の一冊』

どうも、前川(弟)です。今月も先月ご紹介した『日本でいちばん大切にしたい会社2』をもっとご紹介したかったのですが、またその著者の本が出ちゃいました。『ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社』という本です。この本では8社が紹介されているのですが、その8社はすべて社員30人以下の会社です。思いっきり中小企業です。

・「幻のようかん」小ざさ(東京・吉祥寺)

 小ざさが扱っているのは、ようかんともなかの二種類だけです。経営者は売上を伸ばす為に品揃えを増やすことばかりを考えてしまいますが、品揃えでは大手には絶対かないません。それよりも徹底的に本物を志向し、質を極めることでお客様に選ばれる商品をつくる。その大切さを小ざさは身をもって示してくれています。朝4時くらいには行列ができているそうで、一坪の店舗の売上は3億円。坪当たり販売額はおそらく日本一では。

・「身障者、高齢者向け衣料、寝具のトップ企業」ハッピーおがわ(広島・呉)

 社長自ら末期がんで生死をさまよい、本当に困っている人の為に有名な老舗呉服店から福祉と言うニッチな業界へ事業転換。片手で一瞬で脱げるズホン、寝たきり老人を救う奇跡のマットレスなど本当に人の為になる大切な仕事をしています。その為採算度外視で行うこともあり、社長は「正しい赤字まっしぐらです」と一言。所ジョージの「笑ってコラえて!」でも紹介されたそうです。

・「日本一の名刺屋さん」丸吉日新堂印刷(北海道・札幌)

 この会社は社員5名ですから、もちろん売上や規模が日本一ではありません。著者曰く経営の正しさ、仕事に込めている思いが日本一だそうです。同社がつくっている名刺はペットボトルの再生材やバナナの皮、トウモロコシの皮、間伐材などを使ったエコ名刺です。北海道の小さな会社ながら、道内のお客様は2割程度。ほとんどが本州のお客様でリピート率が9割以上だそうです。こんな会社があると、経営不振を規模や業種、ロケーションを理由にできないですよね。

・「世界が認めたワインが語りかけてくる酒屋」あらき(熊本・城南)

 熊本市の中心から車で30分の郊外に、はるばる県外からお客様が集まる酒屋さん、それがあらきです。税理士から「店をたたんではどうか」と言われてから再出発。市場等から単純に仕入れてきて売っているだけでは、価格競争になりスーパーに勝てるわけがありません。この社長の「商品にどれだけ愛情をもっているか?」「行動力」はお手本にすべきです。行動を起こすことにより、「人、物、金」以外のもう一つの経営資源、「外部の有用なネットワーク」ができる。小さな会社はこの外部の人的ネットワークが重要になるだろうと。

その他「世界一の魔法の砲丸」辻谷工業、「現代アートの老舗旅館」板室温泉大黒屋、「高齢者に働く場を」高齢社、「困っている人を幸せにする製品を」キシエンジニアリングこれらの4社もご紹介したいことばかりですが・・ぜひ本を買って読んでください。

ほとんどの会社が中小企業です。この本ではそんな小さな会社が紹介されています。また今回紹介された小さな会社は順風満帆というわけでもありません。今のこの景気の中、この本がちょっとしたヒントになればと思います。

2010年04月01日 (木) - 19:27:37