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前川万(よろず)税理士事務所

〒1310046
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当事務所は税理士4名、職員9名。提携している弁護士、司法書士もそうですが、みんな30代。バリバリ働きます。

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『母さんのコロッケ』著者:喜多川泰

『今月の一冊』

こんにちは前川(弟)です。12月になりました。
12月と言えば、イエス・キリストの誕生日、天皇誕生日、そして私の誕生日です(笑)。今月で40歳になってしまいます。
今月から介護保険を支払うことになるのですが、皆さん知ってましたか?40歳って『初老』らしいです。ビックリです。もう『老』って言う字を使うんですね(笑)。
元気な老人を目指しますよ~!

今月ご紹介する本は『母さんのコロッケ』著者:喜多川泰です。
いつもはビジネス本をご紹介しているのですが、今回は初の小説です。小さい頃からほとんど小説を読んだことがない私ですが、今回は1日で読んでしまいました。それだけで面白い本だってわかりますよね。(ちなみに中学校~高校の読書感想文はずっと『ビルマの竪琴』でした。しかも映画を見ての感想文でしたので、水島が…ではなく、中井貴一が‥と書いてしまいました)

小説なのであまり中身についてはお話できませんが、主人公は私と一緒の40歳です。
脱サラして塾を立ち上げた主人公。自分の仕事に疑問を抱いていた彼は、子供たちに「挑戦する勇気」を与える塾を作ろうとしていた。だが、思うように生徒は集まらず焦りと不安を感じる日々が続く。そんなある日、たまたま買ったのど飴『ルーツキャンディ』をなめてみると…。

これ本の帯の文章です。これだけではわからないですよね(笑)。もうちょっとだけ説明しますね。このキャンディをなめると主人公の祖父母や両親の戦中、戦後のリアルな状況を夢で見てしまうのです。その先祖が懸命に命をつないでくれたおかげで今の自分があるんだと、親の愛の大きさに気づきます。今の自分はそこまで命がけで頑張れているのか?と。

戦争、地震、台風などで何度も日常を奪われ、街がなくなるのを見てきた日本人は、そういう国土を受け入れ、それでもこの国を愛し、何度も立て直してきました。私達は今、大変な時代に生きているとよく言われます。しかし、これまでの時代を振り返ると私たちが生きている今だけが大変な時代だというわけではありません。どの時代をとっても大問題があり、この国の人々は勇気を振り絞って乗り越えてきました。それはきっと共通の思いが原動力になっていたはずです。
『子供たちには、今よりも少しでもいい世の中を・・・』という思いです。

3.11で放射能が…と知った時、すぐに子供のことが浮かびました。なんてことをしてくれたんだ!って。私達はもう40年も楽しいことを経験させてもらったけど、この子供たちはこれからなのに…って、本当に悔しくてたまりませんでした。私達は先人のおかげで戦争のない平和な時代に生きています。兵隊として命がけで国を守るということはないでしょう。しかし、今自分ができることを、子供の将来のために使命感をもって頑張りたいと、そんな気持ちになりました。この本を読んでたら、景気が悪いとか、子供の成績がどうとか…そんなことが小さいことに思えてきました。

じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃん、ずっと先祖の皆さんにもありがとう!ですね。今の自分や子供たちが楽しく過ごしていられるのも、皆さんが頑張ってくれたおかげです。

2011年12月01日 (木) - 18:13:39